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恋愛

相手の本当の気持ちを知る方法 ― 恋愛タロットの読み方

片思い中の相手、交際中のパートナー、あるいは元恋人。

「あの人は今、私のことをどう思っているの?」という問いは、恋愛の悩みの中でもとりわけ切実なものです。


相手の気持ちは、本人にしか分かりません。それでもタロットが手がかりになるのは、カードが「今この関係に流れているエネルギー」を映し出してくれると考えられているからです。


「相手の気持ち」を読むためのスプレッド

相手の心情を見る際は、次のような展開法がよく使われます。


  • 2枚引き:「あなたの気持ち」と「相手の気持ち」をシンプルに並べて比較する
  • 3枚引き:「相手の気持ち」「相手が望む関係」「今後の流れ」
  • ケルト十字:関係性の全体像を深く読み解く10枚の本格スプレッド
  • ヘキサグラム:二人の間のエネルギーの流れを7枚で立体的に展開

  • 迷ったときは2枚引きから始めるのが無理のない方法です。カードが少ないほど、メッセージは受け取りやすくなります。


    感情を表しやすいカードたち

    タロットの小アルカナには4つのスートがあり、それぞれ扱う領域が異なるとされています。相手の気持ちを読むうえでは、この違いを知っておくと解釈が深まります。


  • カップ(聖杯):感情、愛情、共感。恋愛リーディングの中心となるスート
  • ワンド(棒):情熱、行動力、衝動。惹かれる気持ちの勢いを表すとされます
  • ソード(剣):思考、言葉、葛藤。頭で考えている状態や迷いを示すことが多いスート
  • ペンタクル(金貨):現実、安定、時間。将来性や生活面での結びつきを表すとされます

  • たとえば「相手の気持ち」の位置にソードが多く出た場合、気持ちがないのではなく「考えすぎて動けていない」状態と読むこともできます。


    正位置と逆位置の解釈

    恋愛リーディングにおいて、逆位置が出ても必要以上に恐れることはないとされています。

    逆位置は「ネガティブ」ではなく「内向き」「停滞」「表に出せない」エネルギーを表すことが多いためです。


    たとえば「恋人たち」の逆位置は「嫌い」ではなく「気持ちはあるが素直に表現できていない」と読むことができます。

    「カップの2」の逆位置なら、心が通っていないのではなく、すれ違いやタイミングのズレを示している可能性があります。


    逆位置を「悪い知らせ」ではなく「まだ動いていない何か」として受け取ると、リーディングは驚くほど優しいものになります。


    沈黙や既読スルーが気になるとき

    返信が来ない、そっけない——そんなときにカードを引きたくなるのは自然なことです。


    ただ、この状態で引くリーディングには注意が必要だとされています。不安が強いときほど、カードを自分に都合よく(あるいは悪く)読んでしまいやすいためです。


    どうしても気になるときは、質問を変えてみてください。

    「相手は私をどう思っているか」ではなく、「この状況で、私はどう過ごすのがいいか」。

    主語を自分に戻すと、カードは行動のヒントを返してくれるようになります。


    リーディング時に気をつけたいこと

  • 結果に一喜一憂しすぎない
  • 同じ質問を何度も繰り返さない(引き直すほど、答えは曖昧になっていきます)
  • カードの答えを「確定的な未来」ではなく「今のエネルギーの状態」として受け止める
  • 相手を操作するための質問(どうすれば振り向かせられるか)より、自分の選択に関する質問を選ぶ
  • 一度出た結果は、日を改めるまで手放す

  • 占いの答えより大切なもの

    どんなに丁寧にカードを読んでも、相手の心のすべてが分かることはありません。そしておそらく、それでいいのだと思います。


    相手の気持ちを知りたいという願いの奥には、たいてい「安心したい」という気持ちがあります。けれど本当の安心は、相手の心を正確に把握することからではなく、「どんな結果でも自分は大丈夫」と思えるところから生まれてくるものかもしれません。


    タロットは、その安心にたどり着くまでの道のりを照らす、小さな灯りのような存在です。答えを預けきってしまうのではなく、自分の心を確かめる道具として使えたとき、この占いはいちばん力を貸してくれるのではないでしょうか。